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YAMAHA ドラッグスター ★鳥取 ④

04 24, 2012
 

鳥取西高校に侵入しても何も起こらなかったので、今度は近くの小学校へ侵攻してみる。

実は、、本当のことを言うと、わたしはピーター・フォンダなのである。
(今まで伏せてはいたけれども)

er2.jpg Peter Fonda / Easy Rider
120416_163141.jpg

小学校の校門から堂々たる侵入。
ドルン、ドルン、ドクドク・ドクドク・・・・・
校庭と校舎の間の、歩道スペースを、わたし(以下ピーター)は堂々たる姿勢で走行。
アメリカン・チックなガニ股をして、時速10kmで敷地内を流す。
小学生や教師らしき人は、ピーターの方へ視線を向けるが、さほど関心なさそう。

1人の少年がじっとわたし(ピーター)を見てるので、ピースサインをしてやる。
するとその子は【ほんの少しだけ】笑みを浮かべた。
はずかしがり屋さんなんだね、ボウズ。

歩道をどこまでも走ると、自然と別の門から出るかたちとなった。
けっ、ボウズに注目されただけか?
なぜもっとピーターとバイクを注目してくれんか?!(注目せんって)
よっしゃ、鳥取大学でもいくか。次は女子大生だ。
女子大生くらいになるとピーターの良さも徐々に分かってくるはずだな。(何でやねん?)

er.jpg




ピーターは、国道9号線、Route9の一本陸側の西に向かう道を、鳥取大学に向かった。
鳥大は、鳥取県の最高学府である。

道をドクドク進むとあった、【鳥取大学】の標識が。
ピーターは標識に従いしばらくドラッグスターを走らせると、どうやらそれらしきを見つけた。
彼は何の迷いもなく、校門から侵入した。

    『しかし人のいない学校だな・・女子大生どころか、人っ子ひとりいない』

ピーターはやがて校庭に行きついた。人っ子ひとりいない。

120416_151457.jpg

ここは大学なんだろうか?ピーターは自信がなくなってきた。
そこに、学校の先生らしき男が、【満面にいぶかしげな表情】を浮かべながらやってきた。

センセイ「君、何やっとるんかね?」
ピーター「・・・えっ、ああ、ここボクの母校なんっすよ」
センセイ「・・そうか。それで?誰かに会いに来たのか?」
ピーター「いや、別にそういうわけじゃないんっすけどね、少し感傷に浸りに」
センセイ「感傷ねぇ、君は何年卒業だ?」
ピーター「いや、もうずいぶんと昔の話で」
センセイ「私の顔を知ってるかい?」
ピーター「う~~ん・・・」
センセイ「ここの卒業生でわたしの顔を知らんのか?」
ピーター「・・・,I might not ・・・ところで素敵なネクタイですね」

pt.jpg

センセイ「ネクタイの話をしてるんじゃない。じゃあ君が卒業したときの担任は誰だ?」
ピーター「っと、サトウ先生」(とっさに小声で、日本で最も多い苗字を言ってみる)
センセイ「えっ?」
ピーター「サトウ先生」(小声)
センセイ「あっ、カトウか!カトウ先生なら今もおるぞ。会いにいったらいい」
ピーター「これからですか?」
センセイ「おう、そうだ。職員室にいるだろう」
ピーター「・・でも、今日は、ボク・・やめときますわ」

ピーターは両足を地面につけてバイクの方向を変えた。

センセイ「カトウによく言っておくよ。君、名前は?」
ピーター「ピー・・・いや、いいです。カトウ先生に嫌われてたんで」

ピーターはなんとかその男を振り切り、Uターンして校門を出た。
そこの看板には、【鳥取県立鳥取商業高等学校】とあった。鳥取大学じゃない。





  鳥 取 大 学     工学部 工学研究科

120416_152010_20120424150151.jpg

ピーターは、鳥大正門には守衛がいたため断念したが、裏口から垂れ下がった鎖を乗り越え、鳥大に入った。しかしそこは無人島のようにひっそりとしていた。商業高校と同じくである。
ピーターはタバコに火をつけた。

  「なんだかなぁ・・・」

ピーターはいつも孤独だった。大勢で何かをするのが苦手な少年だった。
15の時に両親が離婚し、そしてオートバイに出会った。
彼は18歳から横浜のアパートで一人暮らしをはじめた。何もかもが自由だった





ビルマ戦死者追悼の碑 & そこに至る市街からのトンネルです。

120416_143908_20120424155003.jpg  120416_143730_20120424155216.jpg





鳥取大学を後にした彼は、街道沿いのコンビニエンスストアで休息を取ることにした。
ジョージアの缶コーヒーをひさしぶりに飲んだ。

以前、ピーターが津山では名の通った塾に勤務してたとき、1日2缶は飲んでいたジョージアだ。

120416_152711.jpg

ピーターがファミマのレジに並んでいる時、ダダッと入ってきた少年たちが「バイクかっこいい!」と言って、すぐ出て行った。地元の少年なのだろう。ファミマは彼らの家と同じだ。

店頭にてピーターは、おもむろに、しかしチカラ強く、口にくわえたマイルドセブンに火をつけた。
ぷふぅ~~~!
タバコがうまい。コンビニの店頭で吸うタバコは、このうえなくウマイ。
さて、鳥取市内で買わされた『サクラ餅』でも食おうとして、ピーターは車輪止めに着席。
ピーターのスニーカーはアメリカチックだ。

120416_152821.jpg

すると彼の後ろを、さきほどの少年たち2~3年が走り過ぎ、コンビニに入り、またすぐ出てきて、コンビニ裏手の公園のほうに走り去った。
ピーターは人の気持ちを察するのが最速だ。

  『あいつら、バイクに興味あんだな』

また再び少年たち4人がやってきて、ファミマに入る。
ピーターは体を起こした。
少年たち(小学4~5年)が出てくるのを待って、タバコの煙を拭きだした。(受動なんとかやで)
またすぐにファミマから出てきた少年に、彼は言った、

ピーター「君たち!」
少年たち「・・・・・・・・・・」
ピーター「君たち、バイクの音を聞きたくはないかい?」
少年たち「・・・・」
ピーター「バイクはなぁ、こうやってエンジンかけるんだ」

ピーターはキーを差し込み、セルボタンを押した。そしてアクセルをあおる。
ヴォン、ヴォン、ヴォォ~~~

ピーター「どうだ、いい音してるだろ?」
少年 A「・・・うん、いい音」
ピーター「ほら、君もここを回してごらん」
少年 A「・・・・」
ピーター「いいよ、遠慮なくやってくれ。」

120416_153529_20120424191929.jpg
ファミマ斜め前の店舗兼住宅『エンゼル』。こういうアパート一度住んでみたいものである。


少年Aが、おそるおそるバイクに近づき、アクセルのグリップを握り、そしてひねった。

ヴァオオオォォ~~~ン!

ピーター「そうだ、それでいい!いい感じだ!」
少年 A「・・・!」(満面の笑顔)
ピーター「次は誰だ?」

少年Bが近づいてきて、同じようにアクセルグリップを回す。

ヴァオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

ガキは程度ってものを知らない。少年Bは自分でやっててビックリしていた。

ピーター「アクセルとブレーキってのは、女への愛撫と同じだ。デリケートにな」
少年たち「・・・・・」(愛撫の意味が分かってなさそうな顔)
ピーター「おれは、こう見えてアメリカ人なんだ。ピーターって呼んでくれ」
少年たち「キャハハハ!」
ピーター「さあ、次は誰だ?」

残りの少年たちも【アクセルふかし】の儀式を終え、おじぎとともに大声で言って走り去った。

   「ありがとうございましたっ!!!」

鳥取の子どもはかわいい! 鳥取大近くのファミマが地元の少年たちはかわいい!
ピーターは、彼らを自分の少年時代に重ね合わせた。
『おれも昔はああだったな、フッ』
ニューヨークに生まれたピーターは、9歳のある日、ダウンタウンでCOOLな男のまたがるハーレーダビッドソンのエグゾーストノートを聴いた。それが、この素晴らしい鉄の馬との初対面だった。
『僕もいつか、あれに乗ってやるんだ。あれに乗って、この国の中西部を走り回るんだ!』
幼いピーターは自分に言い聞かせた。
ところが両親が離婚し、17歳の秋に、日本の横浜に住む彼の伯父がピーターを引き取ることになって、受験勉強を始めたのである。

fm.jpg


ピーターは公園の方へと走り去る、かわいらしい少年たちをいつまでも見送った後、
ゆっくりとヘルメットを着用した。


     「さあ、海を見に行こう!」










         (パート5につづく)




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3 CommentsPosted in バイク
-3 Comments
By 虎蒸気04 25, 2012 - URL [ edit ]

ピーター、俺のことはベンジャミンで呼んでくれ。

By 虎蒸気04 25, 2012 - URL [ edit ]

誘導先の小説はイマイチだったぜ。

By john bonham04 25, 2012 - URL [ edit ]

ベンジャミン、そりゃすみませんでした・・・

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