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YAMAHA ドラッグスター ★鳥取 ⑤

04 26, 2012
 

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ピーターと、ピーターの運転するドラッグ★は、日本海にやってきた。
天気は徐々に回復傾向。西日が暖かくバイクを照らしている。水平線が一直線。

そもそも海はこうでなくちゃならん。瀬戸内海って、島々の風景が良い、とか言う人がいるが、あんなのは海ではない。島が多すぎて【解放感】に欠けまくっている。やはり大海こそが海だ。
(・・って日本海も地図で見ると小さいが)

まあ、そんなことはどうでもいい。

ピーターはイナバの白兎(しろうさぎ)、神話の地・白兎海岸(はくと)へと、9号線を西へ。
ヘルメット君も、今日はよくがんばったので、タバコをあげる。

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白かよ?だっせーな、と思ったが、良く見るとかっこいいバイクだ。
なんせ、400ccなのにもっと大型に見えるとこがいいね、自己顕示欲望満タンのピーター様としては。
白は白で、特にこのカラーリングは良いね。爽快感を持つオトコが乗りそうなバイクだな。

さて、ピーターは【人と同じこと】をするのが大嫌いな男なので、白兎海岸のビーチを素通りして、車両進入禁止の突っ立て棒の間を潜り抜け、山の上の展望台へ。
鳥取の人なら知ってるだろうが、ここは昔は車で来れた。しかし今は通行止めで、道幅を雑草が狭めている。

こんな感じだ。
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ピーターは、まさか白兎海岸のローソンに行ったり、砂浜にたたずんだりはしない。
ほとんどの野郎も婦女子もそうするからだ。

人と同じことをして、何が楽しいのだろうか?と思う。
シンガポール行ったとして、マーライオンの前で写真を撮ること自体が信じられない。
秋だからと言って紅葉を見に行くことが信じられない。最悪だ。
秋は、冷たい烏龍茶でも飲みながら、桜の写真をネットでみながらタバコを吹かすのが正しい。
夏に海水浴に行く人間の脳味噌と気が知れない。夏の過ごし方は雪を・・・(もうええって)

ピーターは明け透けな性格であり、見知らぬ他人に話しかけるのが好きだ。
それは彼が孤独だからであり、孤高の精神の持ち主だからだ。
夏にアイスクリームを食う者たちの脳味噌を開けてみたい。アイスは冬に・・・(もうええって)

孤独はいつも彼を苛める。執拗に、たとえば竹が撓るような夜更けに。
ピーターはいつも孤独で、孤立している。だから見知らぬ人に語りかける。
知り合いと話すのは正直苦手だ。だっていつも話してる人間と話して何がおもしろい?

ピーターは倉吉に向かう途中の田園風景に目を奪われ、立ち寄った。

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農作業をしていたおばちゃんが、こんな細い未舗装道路に入ってきたピーターを珍しそうに眺める。
ピーターは小屋の前にバイクを停め、ヘルメットを脱ぎ、バイクにまたがったままタバコをくわえる。

  スゥ~~~~~~、ハァ~~~~~~!

    !

ピーター「おばちゃん、何やってんの?」
おばちゃ「何って、見りゃわかるだろうが」
ピーター「さっぱりわからん」
おばちゃ「もういいから、あっち行きな。ここには何もないよ」
ピーター「だから来たんだよ」
おばちゃ「変わった男だね」
ピーター「いや、普通の、ごくノーマルな人間だよ」
おばちゃ「あんたどっから来たのよ?」
ピーター「話せば長い。聴くかい?」
おばちゃ「だったらいいよ。早くあっちいきな。他に見るとこあるだろ」

しかし行かない。
畑の小道にいつまでもたたずむピーター。
彼は彼の人生が、常にこんな風でありたいと思っている。
人と一緒なんてまっぴらだ。
もっと言えば、故郷などまっぴらで、岡山県などクソ食らえだ。
わたしの魂が解放されるのは、世界でたった3箇所だ。

   1.渋谷の雑踏  2.コルカタの人の渦の中  3.ウクライナの農村

それ以外にはない。

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ピーターはビートルズとダグラス・ケネディとスティーリー・ダンが大好きだ。
それは、彼らが偏屈の極みを走っていたからだ。他とは大きく違うからだ。
ガソリンが高くなれば軽四やハイブリッド、北朝鮮がミサイルだと言えば自衛隊が動く。
そういうのって、世の中に操られてしまっているんだな。
北朝鮮なんて放っておけば良い。
だって物事はなるようにしかならない。
朝鮮労働党の中身は、米中の諜報機関員だらけだ。
アメリカが東アジアで戦争を起こすためにだけ存続させている小さな国なのだから、ミサイルをロックフェラーやロス・チャイルドが撃たせてるのは自明の理だ。

ピーターはもっともっと中国と緊密にしたら良いと考える。
アメリカの覇権は近いうちに終わる。だからと言って強いモノにつくという理屈ではない。
中国や韓国や東南アジアは、やがて世界一の経済圏となるだろう。
その時日本が生き残るには、中国女と交じわ・・・(もういいか)

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先日、ピーターに学生時代の旧友から電話があった。
ちなみにピーターの日本名はピーター・金閣寺・キシモトである。

カサミ「おいっ、キシモトかぁ?」
ピータ「どちらさま?」
カサミ「あほう!日本で一番男前のカサミや!」
ピータ「・・・・おっおう、オマエか?ほんまにオマエか?」
カサミ「当たり前や、茅ヶ崎のジャック・スパロウ様や!」
ピータ「・・・」
カサミ「おまえ何やってんだ?オレは養豚やっとる」
ピータ「俺は適当にやっとる」
カサミ「そっか、そりゃ良かった。オレは3人子どもがいて、長男はニューヨーク行ってんねん。
    二男は池袋に住んどる。3番目は高校や!おまえ結婚してるんか?」
ピータ「いや、してない」
カサミ「そりゃアカンわ、そりゃアカン!なんやおまえ、ジョニー・デップさまから
    電話っちゅうのに、なんか元気あらへんやんけ?昔のキシモトちゃうやんけ!!」
ピータ「んなことね~よ。気分はあの頃のままだぜ」
カサミ「甘い。そこが甘い。人間変わるとこは変わって、そのままのとこはそのままでないと、
    アカン」

茅ヶ崎のジョニーデップとは、大学時代国道16号ツーリングなど、一緒によくつるんで走った仲だ。

カサミ「オレ、携帯とかネットとか分からへんねや。
    おまえの電話番号な、しらいっちゃんからの手紙で知ったんや」(いまどき・・)
ピータ「お前単車乗ってんのか?」
カサミ「おう、250や。YAMAHAの×××ってやつや。オマエ乗ってんのか?」
ピータ「俺はいま、レンタルバイク専門だ」
カサミ「あかんな、アカンわ。そこがアカンわ!」
ピータ「お前な、良く考えてみ、レンタルだとな、毎回別のナオンに乗れんだぜ!」
カサミ「アカンわ、アカン!オトコは一生ひとりのオンナ愛さんとあかん」
ピータ「そりゃ人それぞれだろ?」
カサミ「まあそうや。オレはオレ。オマエはオマエ。そして今日も豚の世話や」
ピータ「16号一周、楽しかったな!」
カサミ「おう!!ホントあれ楽しかったな!最高や、キシモト!オマエな、オマエな、
    まさか頭ハゲたり、腹出たりしてへんやろな?」
ピータ「ちょっと腹が出てるな」
カサミ「アカン、アカンで!オマエ、ロックンローラーやなかったんか?」
ピータ「もうやめた。そんなもん」
カサミ「あかんな、オレなんて長髪にヒゲ、まるでホンマもんのジョニー・デップ様や!」
ピータ「オマエの携帯の番号教えろ」
カサミ「ちょっとそういうの分からへんから、ちょっと嫁さんと代わるわ・・」

結局、5/4に会うことになった。
なんでも、夜遅くまで飲むんなら泊めてくれというと、茅ヶ崎の浜で、寝袋並べて2人で寝ようとのこと。
カサミだな~・・・・

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5/3から、ピーターは東京に行く予定だ。
なんせ、カサミとか、このブログやバビシスを読んで下さっている神奈川の方々と会う。
ピーター・フォンダは孤独だ。
しかし義理は通す。そしてピーターは何ものからも影響を受けない自由な人間だ。
おせっかいはいらない。カサミの言う通り「オレはオレ、オマエはオマエ」の精神だ。

インターネットの良いところ、悪いところ、両方ある。
そしてそれらはかなり徹底的だ。
上手に使わないと、それに操られてしまう羽目になる。
それの奴隷に成り下がる可能性が大。
ピーターはネットに警戒している。
だからピーターは今日、寸暇に市営プールに行った。
25mのプールを約15往復。平泳ぎしかできない。
どうしてプールに行くのか?
だって、茅ヶ崎のジャック・スパロウにぶざまは見せられないからな。





今、ピーターは、iPhoneに、ビートルズのホワイトアルバムを取り込み、聴いている。
ビートルズこそ世界一だ。
何が世界一かと言うと、それはビートルズだ。
だって、すごく×××だからな!

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人形峠には雪が積まれていた。
院庄に到着し、ガソリンを満タンにし、コンビニで一服。

いやぁ、ドラッグスターって、いい女だったな。










- 完 -







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YAMAHA ドラッグスター ★鳥取 ④

04 24, 2012
 

鳥取西高校に侵入しても何も起こらなかったので、今度は近くの小学校へ侵攻してみる。

実は、、本当のことを言うと、わたしはピーター・フォンダなのである。
(今まで伏せてはいたけれども)

er2.jpg Peter Fonda / Easy Rider
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小学校の校門から堂々たる侵入。
ドルン、ドルン、ドクドク・ドクドク・・・・・
校庭と校舎の間の、歩道スペースを、わたし(以下ピーター)は堂々たる姿勢で走行。
アメリカン・チックなガニ股をして、時速10kmで敷地内を流す。
小学生や教師らしき人は、ピーターの方へ視線を向けるが、さほど関心なさそう。

1人の少年がじっとわたし(ピーター)を見てるので、ピースサインをしてやる。
するとその子は【ほんの少しだけ】笑みを浮かべた。
はずかしがり屋さんなんだね、ボウズ。

歩道をどこまでも走ると、自然と別の門から出るかたちとなった。
けっ、ボウズに注目されただけか?
なぜもっとピーターとバイクを注目してくれんか?!(注目せんって)
よっしゃ、鳥取大学でもいくか。次は女子大生だ。
女子大生くらいになるとピーターの良さも徐々に分かってくるはずだな。(何でやねん?)

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ピーターは、国道9号線、Route9の一本陸側の西に向かう道を、鳥取大学に向かった。
鳥大は、鳥取県の最高学府である。

道をドクドク進むとあった、【鳥取大学】の標識が。
ピーターは標識に従いしばらくドラッグスターを走らせると、どうやらそれらしきを見つけた。
彼は何の迷いもなく、校門から侵入した。

    『しかし人のいない学校だな・・女子大生どころか、人っ子ひとりいない』

ピーターはやがて校庭に行きついた。人っ子ひとりいない。

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ここは大学なんだろうか?ピーターは自信がなくなってきた。
そこに、学校の先生らしき男が、【満面にいぶかしげな表情】を浮かべながらやってきた。

センセイ「君、何やっとるんかね?」
ピーター「・・・えっ、ああ、ここボクの母校なんっすよ」
センセイ「・・そうか。それで?誰かに会いに来たのか?」
ピーター「いや、別にそういうわけじゃないんっすけどね、少し感傷に浸りに」
センセイ「感傷ねぇ、君は何年卒業だ?」
ピーター「いや、もうずいぶんと昔の話で」
センセイ「私の顔を知ってるかい?」
ピーター「う~~ん・・・」
センセイ「ここの卒業生でわたしの顔を知らんのか?」
ピーター「・・・,I might not ・・・ところで素敵なネクタイですね」

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センセイ「ネクタイの話をしてるんじゃない。じゃあ君が卒業したときの担任は誰だ?」
ピーター「っと、サトウ先生」(とっさに小声で、日本で最も多い苗字を言ってみる)
センセイ「えっ?」
ピーター「サトウ先生」(小声)
センセイ「あっ、カトウか!カトウ先生なら今もおるぞ。会いにいったらいい」
ピーター「これからですか?」
センセイ「おう、そうだ。職員室にいるだろう」
ピーター「・・でも、今日は、ボク・・やめときますわ」

ピーターは両足を地面につけてバイクの方向を変えた。

センセイ「カトウによく言っておくよ。君、名前は?」
ピーター「ピー・・・いや、いいです。カトウ先生に嫌われてたんで」

ピーターはなんとかその男を振り切り、Uターンして校門を出た。
そこの看板には、【鳥取県立鳥取商業高等学校】とあった。鳥取大学じゃない。





  鳥 取 大 学     工学部 工学研究科

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ピーターは、鳥大正門には守衛がいたため断念したが、裏口から垂れ下がった鎖を乗り越え、鳥大に入った。しかしそこは無人島のようにひっそりとしていた。商業高校と同じくである。
ピーターはタバコに火をつけた。

  「なんだかなぁ・・・」

ピーターはいつも孤独だった。大勢で何かをするのが苦手な少年だった。
15の時に両親が離婚し、そしてオートバイに出会った。
彼は18歳から横浜のアパートで一人暮らしをはじめた。何もかもが自由だった





ビルマ戦死者追悼の碑 & そこに至る市街からのトンネルです。

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鳥取大学を後にした彼は、街道沿いのコンビニエンスストアで休息を取ることにした。
ジョージアの缶コーヒーをひさしぶりに飲んだ。

以前、ピーターが津山では名の通った塾に勤務してたとき、1日2缶は飲んでいたジョージアだ。

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ピーターがファミマのレジに並んでいる時、ダダッと入ってきた少年たちが「バイクかっこいい!」と言って、すぐ出て行った。地元の少年なのだろう。ファミマは彼らの家と同じだ。

店頭にてピーターは、おもむろに、しかしチカラ強く、口にくわえたマイルドセブンに火をつけた。
ぷふぅ~~~!
タバコがうまい。コンビニの店頭で吸うタバコは、このうえなくウマイ。
さて、鳥取市内で買わされた『サクラ餅』でも食おうとして、ピーターは車輪止めに着席。
ピーターのスニーカーはアメリカチックだ。

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すると彼の後ろを、さきほどの少年たち2~3年が走り過ぎ、コンビニに入り、またすぐ出てきて、コンビニ裏手の公園のほうに走り去った。
ピーターは人の気持ちを察するのが最速だ。

  『あいつら、バイクに興味あんだな』

また再び少年たち4人がやってきて、ファミマに入る。
ピーターは体を起こした。
少年たち(小学4~5年)が出てくるのを待って、タバコの煙を拭きだした。(受動なんとかやで)
またすぐにファミマから出てきた少年に、彼は言った、

ピーター「君たち!」
少年たち「・・・・・・・・・・」
ピーター「君たち、バイクの音を聞きたくはないかい?」
少年たち「・・・・」
ピーター「バイクはなぁ、こうやってエンジンかけるんだ」

ピーターはキーを差し込み、セルボタンを押した。そしてアクセルをあおる。
ヴォン、ヴォン、ヴォォ~~~

ピーター「どうだ、いい音してるだろ?」
少年 A「・・・うん、いい音」
ピーター「ほら、君もここを回してごらん」
少年 A「・・・・」
ピーター「いいよ、遠慮なくやってくれ。」

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ファミマ斜め前の店舗兼住宅『エンゼル』。こういうアパート一度住んでみたいものである。


少年Aが、おそるおそるバイクに近づき、アクセルのグリップを握り、そしてひねった。

ヴァオオオォォ~~~ン!

ピーター「そうだ、それでいい!いい感じだ!」
少年 A「・・・!」(満面の笑顔)
ピーター「次は誰だ?」

少年Bが近づいてきて、同じようにアクセルグリップを回す。

ヴァオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

ガキは程度ってものを知らない。少年Bは自分でやっててビックリしていた。

ピーター「アクセルとブレーキってのは、女への愛撫と同じだ。デリケートにな」
少年たち「・・・・・」(愛撫の意味が分かってなさそうな顔)
ピーター「おれは、こう見えてアメリカ人なんだ。ピーターって呼んでくれ」
少年たち「キャハハハ!」
ピーター「さあ、次は誰だ?」

残りの少年たちも【アクセルふかし】の儀式を終え、おじぎとともに大声で言って走り去った。

   「ありがとうございましたっ!!!」

鳥取の子どもはかわいい! 鳥取大近くのファミマが地元の少年たちはかわいい!
ピーターは、彼らを自分の少年時代に重ね合わせた。
『おれも昔はああだったな、フッ』
ニューヨークに生まれたピーターは、9歳のある日、ダウンタウンでCOOLな男のまたがるハーレーダビッドソンのエグゾーストノートを聴いた。それが、この素晴らしい鉄の馬との初対面だった。
『僕もいつか、あれに乗ってやるんだ。あれに乗って、この国の中西部を走り回るんだ!』
幼いピーターは自分に言い聞かせた。
ところが両親が離婚し、17歳の秋に、日本の横浜に住む彼の伯父がピーターを引き取ることになって、受験勉強を始めたのである。

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ピーターは公園の方へと走り去る、かわいらしい少年たちをいつまでも見送った後、
ゆっくりとヘルメットを着用した。


     「さあ、海を見に行こう!」










         (パート5につづく)




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YAMAHA ドラッグスター ★鳥取 ③

04 21, 2012
 

ふたたび、【行き止まり】を探す。  ここは長田神社。

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この先を進めば、さっきより更にすげー行き止まりがあるはず・・

わたしは単車の向きを、ゆっくりと狭い道の方向へ。 ハンドル操作。 ゆるめのアクセル。

トクトクトク・・  ゆっくりと狭い坂道を上る。 これじゃあクルマなんてすれ違えない。
大型車なら入れもしないだろう。

後ろを振り返った。

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路地の先には、3人の人間が何やら話をしていた。 不動産屋と客といった感じかな?
彼らの傍らをパスし、行き止まりへ向かう。
舗装路が途切れて、眼前にほんの少し丘になった草地が広がっていた。
ここにはバイクでさえ入れないだろう。

わたしはバイクを止め、その草地を行き止まりに向けて歩いた。

    !!!

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みごとな行き止まりだ。  ちっちゃなダムまである。
道はここで途切れ、水だけが山の草木の養分を運んでくる。

なんて沈鬱、なんと美しい、なんという自然と人間の戦い・・・

自然に挑んだ人間は、この地をもってあきらめた、というわけだ。





来た坂道を下り、鳥取西高校へ。  単車でグランドでも走ってやろうかな・・
裏門から侵入。
校舎の脇をトロトロと流す。  行き止まり。
バイクをUターンさせ、教室の方をチラ見すると、文科系クラブ活動をやってる風な女子高生が笑っている。

もちろん、わたしはVサインを出す。 ヴォン、ヴォン、ヴォーー

女の子と向かいに座った男の子が笑っていた。 ピース。
別の入り口、そうだな、お堀を回って正門から入ってみるか・・

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超進学校 ・ 県立 鳥取西高等学校


立派な石碑やないか、さすがやのう・・
あれはもう何十年前か? 大学のクラスの女の子がこの高校の出身だった。
当時彼女は、いまのようにAIRLINEが整備されてないので、岡山まで新幹線、続いて津山線、因美線を乗り継いで帰省するんだと言っていた。
岡山~鳥取のローカル線の方が、新横浜~岡山の新幹線よりも時間かかるらしい・・とほほ。

わたしは彼女の母校の玄関ロータリーを、がに股の姿勢にて我が物顔で3周ほどし、
何も起きないので、少し迷って立ち去ることにした。

そう、現代の日本なんかじゃ、そう簡単に何も起こりはしない。





西高脇の坂道を上ると、鳥取城址だ。
一応車両進入禁止になっているが、誰も注意する人はいないので、仕方なくバイクで上る。
未舗装の轍ガンガン、砂のまうダート。途中、砂で転びそうになった・・
が、しかしバランス感覚が特に優れたわたしは転倒を避けた。 
まだまだ捨てたもんじゃないな、フッ

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とても桜のきれいな城址公園だ。
今年は花見に行ってないから、これが最初・・でおそらく最後の花見だな。
花見っつうと、ビール。 いや、それはやめておこう。 飲酒運転を注意されたばかりだ。

淵まで行くと、市内を展望できた。
左から、
『西高校と県庁』 『市内中央部』 『市内北西部』 クリックで拡大します。とてもきれい

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ふと、城壁にへばりつくようにして、ちっちゃなお稲荷さんが・・

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50円玉をめぐんでやって、『いつか大型のバイクの免許が取れるような人間になれますように・・』
と、大きめの石を、赤い鳥居に静かにプット。

サクラ散る、 サクラ散る、 ちりぬるおわか・・

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県立博物館にたどりつくと、そこはアジアだった。

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どういうこと? 月曜の昼間から? パスタ食べたばかりなのに、チーズボールを購入。

これがまずい!!!!  こんなんで300円とるか!!!  (全部食ったけど)

わたしは怒りが満ち溢れてくるのを抑えきれなかった。
お好み焼きの屋台の前に行き、吟味する。
『まあ、見たかんじはうまそうだな』

「おばちゃん、ひとつ」
「あいっ」

このおばちゃんも893の奥さんかなんかなのだろうか?
ふと、二俣川の相川組の奥さんのことを思い出し、感傷に浸ってしまう。

「これ、おばちゃん広島風?」
「え、なんて言うんだろうね。大阪のはもっと生地と具をまぜてやくよね」
「おそらく広島風だよ。このキャベツの置き方は」
「そうなんかね」

600円もしたが、これが、うまい!!!!!!!!

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わたしは県立博物館に入るかどうかを、2分間くらい考えてからやめた。
おそらくわたしの感性を揺さぶるものは、たぶんここにはないだろう。 カンがした。

バイクを停めたところへ歩いていくと、鳩がいっぱい集まっていた。
傍らのおばちゃんたちが、屋台のたこ焼きを与えているのだ。

「鳩、いっぱい集まってるね」
「そう、豆売ってないからね。 たこ焼きあげてんのよ。 そしたら集まってきた」
「はは、器用に食ってるけど、不器用」
「鳩はかわいいね。 おにいさんどっから来たの?」
「神戸」
「あっそう! わたしの甥っ子が住んでるわ」
「へぇ~、何区?」
「あれどこだったけな、山んなかよ」
「おばちゃん、それ西区か北区で、それ神戸とちゃうから。兵庫県北区やから」

テキトウなことを言う人間である。 テキトウなことばかり言っている。 
人生、なかんずく、こうでありたいものだ。

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さて、再スタート。 いよいよ、【6差路ロータリー】を訪問してみよう。
テキトウなこと言って、テキトウに走っていたら、6差路についた。 この優れた方向感覚。
わたしは、ほぼ地図を一度ながめてれば、地図持ってこなくても大丈夫だ。


  ★ これは、鳥取市・瓦町にある6差路ロータリーのすべてが分かる動画だ。




  ★ これは、6差路からほど近く、栄町にある三角公園のすべてを勉強できる動画だ。




その公園に、しばらくわたしは佇んだ。 世知辛い世の中。 ディジタル技術の進化。 
魔法の杖はどこにもないのだ。


サクラの花びらが、池に落ちて、黄色い花といっしょになって、
水の流れでくるくる回っている・・・・

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さて、そろそろ、「ビルマ方面戦没者慰霊碑」に行く時間だな。
帝國臣民においては、やはりここを欠かすことはできまいな。








      (④につづく)  日帰りでよくパート4まで書くもんだ・・・




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YAMAHA ドラッグスター ★鳥取 ②

04 18, 2012
 

さて、ランチのお店をさがしてたわたしは、ようやくフレンチの名店、フライパンを発見。

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Bistrot Furaipan 鳥取市栄町204-12 0857-29-1324


「いらっしゃいませ」

わたしは自分の目を疑った。
こんなかわいい店員さんがこの世にいるなんて。 (おおげさか、いや、でも相当カワイイ)
相当な、大物美少女ではないやろうか・・

少々緊張してきたやないか。
入口の左手にすぐ階段があるんで、2Fでランチもいいなと思った。

「こっ、これ、2階にあがってもいいの?」
「いや、ちょっと・・2階は・・、こちらの1階の席でお願いします。」

笑顔がやたらとかわいらしい。

わたしは高級・日替わりパスタランチを注文。ドカリと席に着座。

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実はローソンで気づいたんだが、ジャージがバイクのマフラーで↑こんな風に焼け焦げていた。
峠道のカーブで『なんか臭えな』と思ってたんだがこのせいだった。
ニーグリップのきかせ過ぎかも・・
こんなみっともない焼け焦げたジャージ姿で、美少女ウエイトレスさまに大変申し訳なく思う。

水が出てきた。 
「どうも、ありがとう」 わたしはブリティッシュ・ジェントルマン的に礼を言う。

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そしたらおばさんが8人ほど入ってきて、今までひとりだった店内がにわかに活気づく。
【これぢゃあ、いかんやないか。美少女と話込むことがムヅかしくなったやないか!】
まあそんなことはいいか。あんな高嶺の美少女など、簡単に落とせるはずもない。

「こちらは$$$$と####のスープでございます」 「ありがとう、お嬢さん」
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『うまっ! このスープ』

「こちらは%%%%と&&&&を和えて燻して@@@@したパスタになります」 「ありがとう」
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『まあまあだな、
 でもこういう微妙というかちょっと個性的で繊細な味、食べなれたらやみつきになりそうかも』

「あのー、おねえさん」
「はいはい」
「アイスコーヒーはありますか?」
「アイスはちょっと・・もうしわけございません」
「いやいや、いいんだよ。あなたが悪いわけじゃない。アイスティーはあるのかな?」
「もうしわけございません。アイスティーも・・」
「何かつめたいモノが欲しいんだけれども・・」
「ジュースならご用意できますよ。アップル、オレンジ・・・・・」
「ではそのアップルジュースをお願いしようかな」
「かしこまりました」

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アップルティーをおよそ45秒で飲み干したわたしは、街を探検する気分がにわかに沸騰し、早々と席を立った。

「ありがとうございます。1200円でございます」
「はい」 (財布から金を優雅に出すわたし)
「おきゃくさま、オートバイでどこかに行かれるんですか?」
「ええ、これから鳥取城址と、それから鳥取西高ってのがあるでしょう?」
「ええ、ありますねぇ」
「僕の旧友が、その西高の出身で、鳥取の名門って言ってたもんで、そこに行こうかと思ってね」
「あたしも、西高なんです!!」
「えっ、そうなんだ! ・・これは何かの縁かも知れないね」
「名門かなぁ?」 (さらりと話題を変えられた)
「そりゃあなた。鳥取のラサール・灘・開成っつったら西高でしょう。では、ごちそうさま!」
「ありがとうございます~!!」

満面の笑顔だ。満開のさくらのようなスマイルだ。
美少女というのは、脳髄のHEARTに活力を与えてくれる。活力をな。





さて、眺めの良いマンションにでも上って、鳥取市全景を眺めてみるかな?
わたしはフライパンを後にすると、路地を入って、14階建てのマンションへ。
日本中のマンションのオートロックというのは、すべて突破することができる。
わたしほどの人間であれば、当然ながらその術を知っている。

  CASA RICO
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        (嘘)

ホントのところは、マンションの扉を開けた途端、オートロックの向こうから住人の方が出かけるところで、その人のおかげで自動ドアがオープンし、わたしはためらいもなく「こんにちはー」と声をかけつつ侵入したのだ。
鳥取人よ。そんなだから秀吉に城落されるんだ。
・・・って、鳥取の人ってのは今回の旅でも思ったけど、ほんと親切。ほどよく明るいし、礼儀正しい。

     ■ CASA RICO SAKAEMACHI 最上階からの眺望 / 鳥取市街 南東方向
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いい街だな。ちっちゃくてかわいい。山も見えるし道路は比較的まっすぐ。ええ街やのう・・





さて、バイク停めたとこに戻ると、その前にタクシー会社が。
して、そこにはおねいさん3人がカウンターの向こうに座っておるではないか。

わたしは迷わず中に入って行った。

わし「あの~、ほんとすいません。あのですねえ、あっちの高い山って登れるんですか?」
3人「・・・・・・」
わし「市内を見下ろせそうなんで、形もよい山ですし」
女1「%$山ですか?登れますよ。」
わし「バイクで?」
女2「いやぁ・・バイクは無理です。階段になってますから」

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わし「鳥取城の跡地に行こうと思うんですよ、それと鳥取西高」
女2「そうそう、鳥取西高校のところから登山道があります」
わし「頂上まで歩いて何分くらいかかります?」
女1「そうですねえ。そもそもあの山200mほど高さありますから・・」
わし「2~30分くらい?」
女1「そうですね。でも歩けますよ。小学生とか登ってますし」
わし「そうですか。じゃ、チャレンジしてみます」 (2~30分と聞いて登る気は失せた)
女1「どっから来られたんです?」
わし「岡山県のオーストラリアから」
3人「きゃははは!」
わし「じゃあ行ってきます!ほんとうにありがとうございました!」

単車にまたがり、エンジンをかけ、ヘルメットをかぶる。
タクシー会社の方を向いて手を振ると、おねえさん1も手を振ってくれた。





駅から県庁へとまっすぐに突き当たるメインストリートを走る。 トロトロ、トロトロ。
服にあたる風が心地よい。  春だな。  あったかくなった。

わたしは今日は実は 【行き止まりの道】 と 【6差路ロータリー】 を見に来たのである。

県庁から北東へ伸びる何本かの坂道。GoogleMapでみると、みごとに 行きどまって いる。

これは栗谷町(?)辺り。

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↓  ↓  ↓  ↓

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↓  ↓  ↓  ↓

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いやあ、【行き止まりフェチ】としてはたまらん光景だ。
この行き止まりに住んでる人がうらやましい。  へへ、おれんち行き止まりにあんだぜ。

行き止まりの哀愁を堪能したわたしは次なる目的場所へ。
大学時代の同級生の女の子が卒業した、鳥取西高等学校である。

へへへ、、、、バイクで侵入してやるからな。  待ってろ、西高。








         (③につづく)





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