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えりあし

06 12, 2012
 

いいものを見つけてしまった。

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えりあしだ。
この曲は三国駅と並ぶ孤高・珠玉の名バラードだろう。

泣ける。泣けてくる。
aikoのふるさと、吹田の街の風景が思い浮かぶ。
なぜこうも泣けてくるのだろう?

時代は2012年だ。いつのまにかな。
わたしは昨夜、aikoのアルバム4枚と、いきものがかりのベストを借り、計5枚、計1000円を支払った。
これがいかん。
CDが売れない時代と言うが、そりゃそうだ。
200円でアルバムを貸すような暴挙をしていたのでは、みんな買わんで。

わたしが若いころには、ちゃんと2800円なりを払って、30cmの円盤を買い、スプレーをかけて磨き、慎重に針を落としていたものだ。
いや、昔話はどうでもいい。
例えば100円ショップ。
あれがどれだけの日本人を苦しめていることだろう。
風呂のマットも綿棒約100本も、なんでもかんでも100円ということは、どこかで誰かがきっと泣いているということだ。
おそらくはすべてが中国製だろう。
綿棒会社など、日本に存続できようはずがない。
驚いたのがハンガー8本で105円だ。
そんなんで、それを知ってしまうと、後戻りはできない。
もう我々は資本主義という、拝金主義という宗教の奴隷なのだ。

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バブルの時は給料も良かっただろうが、モノもそれなりに高価だった。
100円マックもないし、松屋もなかったし、ランチは1000円くらいした。
服だってそうだ。
そりゃ今でも高い服は沢山あるだろうが、500円や1000円で買える服はそうはなかった。

今夜も相鉄線の終電に群がる帰宅客の群れを見ていて、日本の行く末を思う。
でもこんなに人が居ると、都会に住んでると『まあ明日もどうにかなるんじゃないの?』と思ってしまう。
それが地獄への第一歩だ。
われわれは集団で地獄へ足を踏み入れている。
働いても働いても、それに見合う幸福というものを享受していない。明らかだ。
どんな仕事の質も複雑さを増し、量は莫大に増えた。
コンビニの店員のことを考えてみるといい。
昔はレジ打ってるだけだったのが、今や膨大な作業と知識を要する職場となってしまった。
公共料金、コンビニ止めの荷物、宅急便、T-ポイントカード、レシートはいいですか?の言葉。
その辺ののんびりが好きな人間には、とうていできない仕事だ。

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こんな時代だからこそ、『えりあし』は人の心に訴える。
単なるラブバラードに聞こえるかも知れない。別段それだって構わない。
しかしaikoの本当に伝えたいこととは・・
都会の哀愁への憐憫と慈しみなのだ。
辛い、世知辛い、だるい、足が痛い。色んな弊害がある。
しかしわたしは電車の中で『えりあし』を聞きながら、私鉄沿線の風景を眺めていると哀愁だけを感じる。
誰が作ったのか、このような人口密集の異様な地帯。
東京圏は世界一の3700万人が暮らす途方もない都市圏で、大阪神戸京都の関西は人口1600万を抱える世界12位の都市圏だ。

いつものように、orangeaikoさんの弾き語りだが、なんていい声をしてるんだろう。



ピアノの音が疲れた体を癒してくれる。
彼女の伸びる声が僕を吹田の住宅地に誘う。
でも僕は、明日も6時半に起き、シャワーを浴びて会社にいくのだろう。

それが人生だ。
ブラーザー、生きてゆくだけだよ。ためらうことなど何もないよ、いまさら。
走れなきゃ、歩けばいいんだよ。
道は違ってもひとりきりじゃないんだ。

キンモクセイの香、微風にたなびく木々の葉。そして街の生温い匂い。
それらは皆に共通に感じられることなのだから。





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ロック

06 09, 2012
 

学生時代のひとつ年下のUちゃんと、石川町で会った。
北口、7時。
またもや大三元へ。

バンドを一緒にやってた仲というのはいいもんだ。
その頃と寸分違わぬ気分で諸事を語り合う。

食事はウマイ。紹興酒もウマイ。

IMG_1245.jpg

満足したのち、福富町のチャイニーズキャバクラへ。
歌を歌いまくってるといつの間にか12時。

舞ちゃんが帰るな、というがUちゃんがもう少し静かな店に行きたいそうだ。
結局12:45までそこで飲んで、日ノ出町方面へ。
DORPHYの看板を見つけ、入店。
2人でバーボンのダブルのロック。
ジャズを聴きながら舐めるバーボンは格別だ。

高校時代、音楽の授業の課題曲としてYesの危機という長い長い曲をコピーしたというUちゃん。
話は唐突に核心に触れる。
「やっぱレッドツェッペリンは5枚目でしょう」
「そ、そうなのか」

Houses of the Holy。
当時のわたしにとってはエロいジャケットだった。

「Yesはリレイヤーも好きですね。全曲ベースを譜面にしました」
信じられない高校生だ。そんなやつがいたなんて。

Uちゃんと僕の出会いは、もううん十年も前。
大学のロック研究会の部室だった。
当時XL400Rというオフロードのバイクに乗っていた僕は、1つ下で大学に入ってきたばかりのUちゃんを石川町のアパートに誘った。
そんで、バイクのケツに乗せてあげると、ひどく感銘を受けたようで彼は即座にXL250Rを購入。
2人して真っ赤なXLに乗ってたわけだ。

彼は1年の時の学園祭でジャズ研の同級生と仲良くなって、いつの間にかジャズ研へ。
まあロック研にも籍はおいていたんだが。
両方のサークルでベースがウマいもんだから猛威を振るっていた。
そしてUちゃんに誘われて、僕は3年の時、おこさまシャンハイというジャズ研のバンドに誘われた。

「危機ってさぁ、イントロで鳥のさえずる声とか入ってんじゃん?」
「そうなんすよねぇ」
「YesのジャケットってRoger Deanって画家が描いてんだけどさ、その風景が思い浮かぶ」
「そういえば、きーさん、その画家の画集持ってましたよね」
「そうそう」
「まだあるんすか?」
「いや、あれ安田さんにあげたの」

そう、大切にしてた画集だったのに、いや、だったからこそ、僕は安田さんにあげた。
話はKing Crimson、UK、そしてPink Floyd。

Uちゃんと嗜好が合うのを発見。
Pink FloydのDogsのギルモアのプレイ。
ひきつりながらキャラ、、、キャラキャラキャラ、キャ~~ン
文字にするとしょぼいが、凄まじいまでに張りつめたギターソロ。
Pink FloydのDogsとはまさにこれだ。 → http://youtu.be/nlJWis5wH54

King CrimsonでもLark's Tongue in Aspicがいいということで同意を得た。
アメリカに何年かいたUちゃんによると、Lark's Tongueとはまさに男性のアレのことで、Aspicというのは女性のアレの隠語だと言う。
そ、そうだったのか!

Larks-Tongues-in-Aspic.jpg

「結局、俺、あのころ(中高)に聞いた音楽から離れられないんですよね」
わいもそうや。
いまだにCrimsonの上記のアルバムやIslandを聞いている。
Pink FloydのANIMALSもよく聞く。あんな古いのを。

「やっぱしUKはALASKAからTHIRTY YEARSにつながるところが・・」
「Led Zeppelinというのは、以降そんなものはどこにもないですからね」
「究極は、リック・ウェイクマンを呼び戻して、もう一度「危機」を作ろうとして作ったものらしいです」

なんと興味深い話の連発や。
最初からロックの話をすれば良かった。

Yesの曲で、ギターのSteve Howeが書いた珠玉のバラードがある。
世紀の曲がり角=Turn of the Centuryだ。
youtubeに上げては消され、上げては消されするので、自分のWEB上に上げてみた。

著作権に違反しているがそんなことは些細なことだ。
ぜひ8分間の暇があれば一聴を。




       Turn of the Century - Yes 1977


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飽きない曲

06 01, 2012
 
朝、マンションを出る前にわたしはiPhoneを聴き始める。
駅の中のドトールコーヒーに居る時、私鉄の中、JRの中と、わたしはずっとaikoの三国駅という曲を聴いている。
毎日というわけではないが、おそらくは頻繁に聴いている。

不思議なもので、この三国駅という曲は、1曲を延々とリピートさせても聴くにたえる。
見事にすばらしくプロデュースされた曲だ。
繰り返し聴くに堪えうるミュージシャンというと、わたしがまず思うのは、Pat Metheny, Steely Danなどかな。

曲が帰結してるのだろうか?
そうかも知れない。そうでないかも知れない。

aikoの三国駅のいったい何が、わたしを10回繰り返しでも聴いていたいという気分にさせるのだろうか?

それは、大都市郊外の人間の複雑さとコンプリケイティッドさかもな。

001.jpeg

関西の都市部に住む人間のいでたちや頭の中は、そう単純なものでもない。
思い通りにいかないことだらけだ。

この【三国駅】という曲は、痛烈に大都市郊外のひとびとの哀憐歌となっている。
わたしの友人の井上君が、この曲を簡単に聴いて言っていたが、

 「このAメロ部分のコードがおかしいです。きっとこの人、コードマニアなんでしょう」

井上君によると、aikoの楽曲のコードは、サビは王道で攻めるくせに、Aメロからしておかしいという。
わたしはそこに繰り返し聴くに堪えうる曲の要素があるんじゃないかと類推する。
たとえばだ、
非常にロリコンの傾向の強いわたしに、訴えかける声質として、
もちろん、このaiko、古いところで言うと、ユーミン、マイラバのakko、ナウシカのこども、など、
【ビブラートをほとんど用いない】こどもの声という要素がある。

しかしそれにしても、ユーミンの卒業写真や、雨のステイションは確かに秀でた歌だが、まさか10回連続では聴けない。
印象や歌詞が強すぎて、10回聴いてるうちに他の世界に逃亡したくなる。
このaikoの三国駅は現代のスティーリー・ダンだ。
ここまでも平然と、高度に発達した資本主義社会に暮らすわれわれの憂いを歌い上げた曲はないのかも知れない。

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  ♪ 変わらない 街並み  あそこの ボーリング場

この部分がこの曲の核となる部分だからな。核となる部分に、あえて、ボーリング場。
これは、製作途中でaikoもきっと迷っただろうと察する。
こんなのんきな詩をサビに使ってもいいのだろうか?  → いいのだ!

わたしは何がいいたいのかと言うと、例えばJaco Pastriusのどの曲でもいいけど、2回は連続で聴けたとしても、3回目は辛い。
インパクトが強すぎて飽きてしまうのだ。
インパクトの強い音楽をプロデュースできるというのは才能だと思う。
しかし、それよりも10回聴いても聴ける曲を作れる、人間性あるいは高度な企みの方をわたしは選ぶ。
Jaco Pastriusと同じような例で、わたしはJeff Beckを挙げる。
彼も確かに存在感とインパクトは強いのだが、繰り返し聴く気分にはまったくなれない。
もういいや、って・・

ところが、aikoの三国駅と、Pat Methenyのうちの何枚かは、10回でも繰り返し聴けるのだ。
いや、もっと言うと、1曲を延々とリピートさせるには、メセニーは辛いかも知れない。
スティーリー・ダンの「Hey Nineteen」だってそうだ。
おそらく、わたしを10回連続で聴かせる曲は、この世で三国駅以外にないと思う。

003_20120601003402.jpg

残念ながら、youtubeにオリジナルの三国駅は上がっていない。
というか消されるのだ。
aikoの曲はiTuneStoreで金払って買ってくれ。それしか言えない。





三国駅を聴きながら、わたしの住む街を走る私鉄に揺られるのが好きだ。
駅で言うと、わたしの駅より2つ横浜よりになるのだろうが、その辺りに毎朝見える、木立ちの中に家が散在する様がとてもいい。とても言葉じゃ言えないほど。
自然と人間。
大都市の飽和・膨張の行く末が見え、そんな中に自分らしく暮らそうとする人々の暮らしが見えるようだ。

aikoは多分そんなことが言いたかったのではないだろうか?
誰が好きだとか、とても好きだとか、俺は何かに夢中だとか、そんなことはどうだっていい。
(今の音楽の痛烈に反省しなければならないところはここだ。)
都市の風景をただ描写しているのだ。


This is not an original MIKUNI-EKI, but it's just a cool take.



今日もわたしは、行きの1時間と帰りの1時間、三国駅をずっと飽きずに聴いていた・・




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ALONE LIVE!! @安田祭 YNUロック研

05 27, 2012
 
横浜国大ロック研究会OB
第17回 安田祭 にて


2012/5/26 ALONE

       1.Back Street Jive  → YouTubeで見る (別のカメラ

       2.黒船(嘉永6年6月4日) → YouTubeで見る (別のカメラ

          ※先輩のビートルズバンド (嘉悦さん、朝妻さん、松本さん、松村さん)

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IMG_1043_R.jpg  IMG_1044_R.jpg
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IMG_1050_R.jpg  IMG_1051_R.jpg
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足の太い女は情が薄いらしい。

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